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掃除をする人ほど異変に気づける

2026/02/25
掃除をする人ほど異変に気づける

  いつもご覧いただきありがとうございます!


掃除をする人ほど異変に気づける

― 観察力・再現性・基準を持つ力 ―

 

掃除は、ただ汚れを取る作業ではありません。

本質は、「環境のリセット・基準に戻す作業」です。

だから非常に重要な作業です。


セバスチャン・ベッテルも、カートトレーニングのあとは拭き上げしていますよね。
大事な相棒を労わるという意味でも、大事なことだと思います(し、好感度も爆あがりです)。
ぶつけた痕もメカさんが修復してくださり、また安全に次のレースができることへの感謝が生まれます。

 

観察力は「基準」があるから育つ

観察力とは、目がいいことではありません。

いつもの状態を知っていること。

 

これが前提です。

 

普段から部屋を掃除している人は、 

  • 床の色味・模様
  • ものの位置
  • ホコリの溜まり方・蜘蛛の巣が張りやすい場所
  • 空気・においの感じ 

などを無意識に記憶しています。

 

だから、

「ちょっと違う」

に気づける。

 

基準を知らない・持たない人は、違和感を感じません。

基準のある人だけが、微差を察知できます。

 

レースも同じです。

走行中に感じる

  • ブレーキの効き
  • ステアリングの反応
  • タイヤのグリップ感

 これらは「いつも」を知っているから違いが分かる。

 

掃除をすることによって、違和感察知の回路をどんどん強化できます。


ちなみに…
差異や汚れって、見ようと思わないと見えないんですよ。
全く気付いてないんです!うちの息子たちも。

「ここ汚れてるやん?あんたが今汚したやん?拭いて?」って言って初めて「あ!」ってなるんです。


しかも、(例えば)習字道具を洗うと洗い場が汚れるんですよ。
習字道具はきれいにしても、次は洗面台とか周辺に墨の水が飛んで黒くなります。
今度はその汚れも取らないといけない。
けど、道具を洗ったそれだけでやった気になっている。

だからお母さん(や妻)が「後始末ばっかりやって回る羽目になりキレる」ということが起こります。
汚すのはしょうがない。生きてる限り汚すんですもの。

しかし後始末が中途半端なんです。そこを自覚してほしいし、指摘されても不機嫌にならないでほしいです。
めんどくさい後始末が簡単になるように、汚れの範囲が限定的で済むように、気を配って掃除するよう工夫してみてください。

 

再現性は「基準を守る力」

掃除には順番があります。 

  1. 動かせるものを移動させる
  2. 上から下に作業する
  3. 掃除機をかけてから拭き掃除をする
  4. 移動したものを定位置に戻す

などが基本的なことかと思います。

  • 同じ手順で整える
  • 毎回同じレベルに仕上げる

これを毎週水曜にやっています。

思い付きで時々適当にやるのではありません。
不定期になると、汚れ具合が予測できず、所要時間が見積もりにくいです。
が、定期的にルーティンでやるから、必要な時間の見積もりも立てやすいんです。

もちろん生活していれば、突発的にこぼしたり汚したりということはありますが、

ルーティンの掃除で「毎回同じ状態に回復させる」という行為は、

再現性訓練そのものです。

 

予選で速いラップをなんとか1回出すことも必要だけど、

レースでは決めたラップを何周でも刻める能力が必要になります。

 

掃除は、

整える → 汚れる → また整える

という再現の訓練です。


 

「自分基準」と「社会基準」

ここがさらに大事なポイント!

 

清潔の基準は人それぞれです。

 

しかしプロの世界は、自分基準だけでは通用しません。 

  • ガレージの整理レベル
  • 工具の扱い方
  • レーシングギアの管理状態 

これらにはチーム基準・レース基準があります。

 

自分は「これでいい」と思っていても、

基準に照らして雑・いい加減だったら、それはあかんという話。

 

掃除は、

自分の基準を明確にし、

それを社会基準に合わせる練習でもあります。


 

なぜ掃除がプロの土台になるのか

掃除を習慣にしている人は、

  • 明確な基準を持っている
  • 違いに気づける
  • よい状態を再現できる
  • 自分基準をアジャストできる

これはまさに、プロの資質です。

 

やらされていると思っている間は全然身につきません。

掃除もトレーニングなんだ、これは自分が伸びるために必要なことなんだ、と感じていなければ、あんまり効果がないものです。

 

マシンの異変に気づける人は、突然そうなるわけではありません。

日頃から、いつもとの違いに敏感であるだけです。

 

今日のポイント

掃除は雑用ではありません。

 

観察力を育て、再現性を高め、基準を持つ力を鍛えるトレーニングです。

 

「いつも」を知っている人だけが、「違和感」に気づける。
そういう意味でも、(毒親とかを除く一般的な)お母さんは偉大ですよね。

家族の異変を瞬時に察知する能力は、もともとエスパーなんじゃなくて、日頃からの努力で身に着けています。

もっと感謝してもええんやで(笑)。


ほな、またー。
 
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『ニーチェの言葉から』

 This is my way.
これは私のやり方です。
 What is your way?  あなたはどんな風にしますか?
 The way does not exist.  唯一の方法(正解)なんてないんですよ。

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