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誰のため?何のための防災知識か?
日本ほど災害の起きやすい国はありません。
防災という言葉を聞くと、
多くの人は「怖い話」「非常時の特別な準備」などを思い浮かべます。
防災知識が必要な本当の理由は、
不安をあおるためではないし、逆に完璧な対策を目指すためでもありません。
防災知識は、判断力を失わないための指針です。
災害が起きたとき、最も心配すべきことは
物が足りないこと以上に、
「どうしたらいいか分からず、思考が止まること」です。
人は強い不安を感じると、冷静な判断ができなくなります。
その結果、急いで逃げないといけないのに固まってしまったり、逆に危険な行動を取ったり、必要以上に消耗したりします。
でも、自分には備えがある、どういう時にどういうことをすべきか知っている、という学びや準備があれば、
「自分はある程度、とるべき行動を予想している」という安心感を生みます。
この安心感が、非常時に感情の暴走を抑え、落ち着いて行動する力になります。
もう一つ大切なのは、
防災は「誰かに守ってもらうための知識」ではないという点です。
大人になるとは、
自分の身を守る判断を、自分で引き受けていくことでもあります。
そして、その姿勢は自然と、家族や周囲を守る力にもつながっていきます。
これから紹介する、家族分の備蓄とその管理方法では、具体的な備蓄の方法や管理の仕方を扱います。
ただし目的は、「完璧な防災」を目指すことではありません。
不安になりすぎずに適切な判断ができる状態をつくること。
それが、このあとで伝えたい防災知識の本質です。
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