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モラハラ

  • モラハラ夫が自身の加害性に気づくには モラハラ夫が自身の加害性に気づくには

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    シリーズのように書いているモラハラとカサンドラ。
    結婚生活ってなんじゃろか?です。


    日本社会にはもともと濃淡こそあれ女性への蔑視、人権無視がある、ということが問題なのですが。

    職場で孤立する、または妻子に捨てられるその前に、モラハラ夫が自身の加害性に気づくには、どうしたらいいんでしょうか?


    気づくってそりゃあなた…

    モラハラ夫が自身の加害性に気づくことは、無理とは言いませんが非常に困難です。
    なぜなら、モラハラをする人は、自分の行動が相手を傷つけているという認識が薄い、もしくは認めようとしない傾向があるからです。
    しかも指摘されたとたんに被害者面をする人がめっちゃ多いんです。


    しかし、全く可能性がないわけではありません。
    モラハラ夫が自身の問題に気づき、変わろうと思うまでには、いくつかの段階を経る必要があります。


    1. 周囲からの指摘
      まずは上司・先輩・友人など、社会的立場があり(←ここ重要)本人が信頼している人からの率直な指摘が重要です。
      「あなたの言動は人を傷つけている」「それはモラハラだよ」と具体的に伝えることで、初めて自分の行動を客観的に見つめ直すきっかけになるかもしれません。
      ただし、指摘する側は、感情的にならず冷静に、具体的にどのような言動が問題なのかを伝えることが大切です。
      また、相手が逆上する可能性も考慮し、安全な場所で話すようにしましょう。
    2. 客観的な情報の提供
      モラハラに関する書籍や記事、専門家の意見などを提供することも有効です。
      モラハラとは何か、どのような言動がモラハラに当たるのか、具体的な事例を交えながら説明することで、モラハラ夫は自分の行動と照らし合わせ、問題点を認識しやすくなります(とはいえ「自分はそんなことはやってない」という立場に立っていることが多いです)。
    3. 専門家のサポート
      専門家(カウンセラーやセラピスト)のサポートは、モラハラ夫が自身の問題と向き合い、改善するための大きな助けとなります。
      専門家は、モラハラ夫の心理状態や行動パターンを分析し、具体的なアドバイスや治療を提供します。
      ただし、モラハラ夫が自ら「変わりたい」という気持ちを持つことが前提となります。
      強制的にカウンセリングを受けさせても、効果は期待できないどころか逆上することもありますので、見極めが難しいです。
    4. 痛みを理解する
      モラハラ夫に、配偶者や家族がどれほど傷ついているのか、具体的なエピソードや気持ちを伝えることも重要です。
      言葉だけでなく、手紙や日記、被害状況を記録したものを渡すことも有効です。
      モラハラ夫が、相手の痛みを理解し、共感するようになることで、初めて自分の行動を反省し、変わろうという気持ちが芽生える可能性があります(DV夫の場合は、都度泣いて謝るが必ず繰り返し、しかもエスカレートするので、早急に避難してください)。
    5. 時間と根気
      モラハラ夫が自身の問題に気づき、変わるためには、時間と根気が必要です。
      一度の指摘やカウンセリングで劇的に改善することは期待できません。
      周囲は、辛抱強く、粘り強くサポートし続けることが大切です。
      しかし、無理強いは禁物です。
      モラハラ夫自身の「変わりたい」という気持ちを尊重し、寄り添う姿勢が重要です。
    6. 安全の確保
      モラハラがエスカレートし、身体的な危険を感じる場合は、まず自身の安全を確保することが最優先です。
      配偶者暴力相談センターに行くこと、シェルターへの避難を準備すること、弁護士へ相談するなど、早く必要な措置を講じましょう。


    可能性なくはない、けど…

    モラハラ夫の加害性に気づかせることは、とてもとてもとても困難な道のりです。
    正直、本人がどうするかにかかっています。

    変わりたい気持ちがあるなら、サポートをしてもいいでしょう。

    が、疲れたらやめましょう。
    本人の努力が全てです。
    あなたの努力が足りないわけではないし、結果に対しても責任を負う必要はありません。

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  • ちまたにモラハラ夫があふれている理由 ちまたにモラハラ夫があふれている理由

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    結婚ってなんやねん?

    わたくし、度々離婚についての相談を受けることがあります。
    まぁ、私ももう別居してから10年、離婚して7年経つので、正直直近の行政対応とか制度とかは正確にはわかりません。
    けど、特にお子さんがいる場合、先に考えてやっておくべきことは一生懸命お伝えしております。


    その中でも、相談に来られたけどもうちょっとがんばってみる、という方がまぁおられます。
    私が話を聴く限り、夫の側には改善すべきところが自身で思いあたらないんだろうな、相談者さんの辛さをわかってないんだろうな、という場合もありまして。
    だから、相談者さんが「もうちょっとがんばる」意味もないんだろうなと感じて、キュッとなることがしばしばございます。

    今日は、世にモラハラ男性がはびこる理由について、ちょっと考えてみました。


    「男はこうあるべき」という価値観が根強い

    祖父母とか親とか社会とかから、昔ながらの「男は泣くな!」とか、「稼いでくるのが男の役目」という価値観が根付いてると、

    「自分が家族を支えてやっている」

    「だから妻は自分に従うべき」

    みたいな考えになりやすいですし、まだ堂々とそう言っている人たちも多いですよね。


    でも今の時代は、女性もキャリアを積んでいますし、そもそも男性の稼ぎだけで子育てするのが難しいから、夫婦共働きが当たり前。
    家事と育児の均等分担も当然求められるようになっています。

    それに適応できない・しない夫が、「俺のほうが偉い」「言うことを聞け!」と権力を振りかざすことで、モラハラになるケースがほとんどです。

    「家事と育児は女の仕事!」という決めつけも、家政婦さんを雇えるほどしっかり稼いでくれてたら多少許しますが実際は…ねぇ?


    「支配欲が満たされる環境」ができてしまっている

    モラハラする人って、上下関係きっちり。自分の優位性を確認したいという欲求がかなり強いことがあります。

    会社では上司に従うしかなく、社会では男らしさに囚われる。

    「だったら家で!」となり、妻や子どもを支配しようとする 人が出てきます。

    •  「お前のせいで俺はストレスが溜まる!」
    •  「俺が正しい、お前はダメなやつだ!」
    •  「誰の稼ぎで食ってるんだ!」

    こうやって妻をコントロールし、自分の優位性を確保しようとします。

    特に、専業主婦やパート勤務で「妻が絶対に離れない」と思っている場合、モラハラはどんどんエスカレート。



    「気づかないうちに加害者になっている」ケース

    モラハラする側は、自分がモラハラしてる自覚がないことがほとんど。

    • 自分の親が同じような態度だった(親のコピー)
    • 「俺のほうが正しい」と思い込んでいる(思考の偏り)
    • 「妻が我慢するのが当たり前」と思っている(無意識の支配)

    特に、親がモラハラ気質やと、それが「普通の夫婦関係」やと思い込んでる人も多いです。

    モラハラされて育った人が、無意識に「自分も同じことをしてしまう」こともありますね。


    子ども時代に他所の家庭を垣間見る機会がなかった夫ほど、自身の育った環境を世間の標準と思い込んでいて、妻の育った環境を蔑み、全否定してくることがあります。



    「妻が逃げにくい状況」がモラハラを助長する

    モラハラが続く大きな理由のひとつが、妻が簡単には逃げられない環境ができてしまっていること。

    • 経済的に依存している(専業主婦・パートで収入が少ない)
    • 子どもがいるから我慢してしまう(「子どもには父親が必要」と思い込む)
    • 周りに相談できない(「うちの夫は普通だよね?」と自分を納得させる)

    こういう状況があると、夫が「何をしても妻は離れない」と思い込みます。

    そうすると、ますますモラハラは加速していきます。



    周りがモラハラを軽く見ている

    残念なことに、モラハラはまだまだ軽視されがち。

    • 「そんなのどこの夫婦でもあるでしょ?」
    • 「男なんてそんなもんよ」
    • 「文句言う前に、もうちょっと我慢したら?」

    こういう言葉で、妻の訴えが軽く流されることが多いです。

    「うちもそんなもんやで」とか
    「浮気じゃないんやから」とか
    「帰ってくるならええやん」とか、私も言われてめっちゃ傷つきました。

    夫婦が対等な関係でなくなったら、その時点で異常なんですが、

    周囲が「それはおかしい!」と指摘しないと、モラハラは「当たり前」のまま続いてしまう。



    じゃあ、どうしたらいいか?

    • 「これはおかしい」と気づくことが第一歩
      「私が悪いのかな?」じゃなく、「この関係は健全じゃない」と気づくことが大事。
      洗脳みたいになっちゃうので、気づくのは早いほどいいですよ!

    • ひとりで抱え込まない!誰かに相談する
      信頼できる人(友人・家族、保育所・幼稚園・子育てサロンや配偶者暴力相談センターなどの専門機関)に話すことで、視野が広がります。
      でも注意点として、担当者になった人が自分と価値観が違う人・認識の甘い人は、こちらの我慢や努力を求めてくることがあるので、そういうのはチェンジ!改めて出向いて、違う人に話してみてください。めっちゃ親身になってくれる人に出会えますように。

    • 経済的自立の準備を少しずつ進める
      モラハラ夫は「逃げるわけない」と思っているからこそ強気に出る。
      自分が自立できる環境を整えておくことで、選択肢を増やせる。

    • 「おかしい!」と周囲が声を上げる
      モラハラを見て見ぬふりせず、周りも気づいて声をかけることが大事。
      めっちゃ勇気が要りますけども、こういう男性は恥をかくことが非常にきらい。
      同じ男性から、とか、立場・権威ある人から言われると、おとなしく言うことを聞くのも特徴です。
      要するにただの内弁慶ですから。



    モラハラが横行するのは、「そういう人」が多いのではなく、そういう関係性が生まれやすい社会だから。

    みんな、謎の呪いに縛られ過ぎてます。
    知らぬ間にあなたも、息子さんに呪いをかけてるかもよ?
    でも、あなたが「これは違う」と気づき、一歩踏み出せば、未来は変えられます。
    一緒に負の連鎖を断ち切りましょう!

    もし今、「うちの夫もそうかも…?」と思ったら、ひとりで抱え込まずに、まずは誰かに話してみてください。

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  • 目の前でいっぱいいっぱい!子育てのゴールとは?その1 目の前でいっぱいいっぱい!子育てのゴールとは?その1

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    連日のように報道されております、立場ある男性による性加害・性暴力。

    共通一次(今は言い方違う?)に向かう電車では「痴漢し放題だぜ!やったぜ!」と煽る男たち。
    大河ドラマですら男性の「ただただ女の裸を撮りたい」欲で女性の尊厳が損なわれています。

    吐き気がします。

    日本だけです。
    こんなに男性が女性を蔑んでいる民族は。

    なんでこんなに認知の歪んだ男性が量産されているのか?
    原因は明らかです。

    家父長制度を強引に続けたい、男尊女卑社会が都合よかった世代の支配欲に満ち満ちた思考と、それに連動するかのような酷い女性蔑視のポルノがそこら中で野放しになっているからです。
    女性を下に見て性的に消費することで、辛うじて偽の自尊心を保っているような輩も多いです。
    夫の収入だけで生活ができず妻が働かざるを得なくても、感謝もせず謎に「家事育児は女の仕事」と言い放つ馬鹿が多すぎます。

    そんな男性が大多数を占める社会で、女性たちも押し付けられた役割を果たさねばと思いこまされる場面が数多くあります。

    こないだ、芸人のいとうあさこちゃんが、「自分が高齢化と少子化を私が引き起こしている!ってことに気づいて愕然とした」て言ってました。
    でも、
    「結婚するのが女の幸せ」とか
    「子宮をもって生まれたからには出産せねば国に貢献できない」とか
    そんなこと気にして生きる必要あります?
    私は男が「子孫を残したい欲」について語るのは聞いたことがありますが、要は性行為がしたいだけでしたし。

    妻に求められる役割って、別に女性しかできないことはひとつもないですし。そもそも求めてるのは誰や?って男性ですし。
    理想の妻像は、女性自身も気づかないうちに、祖母や母親など身近な女性から男性側の理想を刷り込まれていがちです。
    だからなかなか呪いに気づきにくいんですよね。

    出産は女性しかできませんが、大前提として、安心して妊娠・出産・育児ができる環境がないと無理ですからね。
    今の日本はとてもじゃないけどねぇ、ありえないくらいの無理ゲーですから。
    自分一人でも生きていくのが大変なのに、あさこちゃんがそんな責任を感じることないよ、と思うわけです。

    思う通り、自由に好きに生きたらいいのに。
    結婚しなくても、子ども産まなくても、国民の義務として税金払ってたらええやん。
    好きなもの好きなだけ買ったり、好きな人と好きなもの飲食して、経済回したらええやん。
    後輩が生きていけるように、いろいろと教えてあげればいいやん。
    それで十分社会貢献できると私は思います。

    今、男性がアレ過ぎて、結婚なんか女性にとっては何のメリットもないです。
    2026年には共同親権も稼働しだしますしね。
    あれは男性の支配欲を満たすための法律で、1mmも子どものためにはなりませんから、婚姻が拗れたら一生地獄です。
    もし私に娘がいたら、妊娠も結婚もするもんじゃない、と言ってしまうと思います。
    詳しくは法を調べてください。女の子の親はみんな激怒すると思いますよ。マジでひどいです。


    けど、現実に今私たちには息子たちがいるわけで、この子らをアホやカスにしたらあかん!という責任があります。

    こんなカオスな日本で、どうやったらまともな人間に育てられるやろうか?

    不安しかないと思いますし、毎日の対応で精一杯になりがちです。

    渦中にいる間は永遠に終わりがなさそうに感じる子育てですので、

    最終目標をどこに持つべきか?というと、

    私は

    法的に18歳成人だから、そこを一応の目途にしよう(子どもによっては20~22歳まで猶予しても)

    だったら12歳でだいたい60%の自立生活ができるといいよね!って考えています。

    というわけで、
    12歳(小学校卒業)までに60%仕込めたらOK!
    と考えます。

    何をどのように教えていくのか?
    詳しくは続きで書いていきます。
    めっちゃいっぱいあります!がんばります。

    あれやこれやと書きましたが、男性全般を酷いと思っているわけではありません!
    私のブログを読む男性はみなさんステキな夫さんだと思いますが、私の周りのステキな女性の夫はなぜか見事にカスばっかりです。
    できたら早く別れて、生き生きと自分らしく過ごしてほしいなという思いもあり、つい言葉がきつくなりましてござりまする。
    なので、どうかお気を悪くされませんように。

    では、またー。
     
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  • あれっ?と思ったら~カサンドラ症候群 あれっ?と思ったら~カサンドラ症候群

      いつもご覧いただきありがとうございます!


    私は結婚後、カサンドラ状態になりました。


    カサンドラ症候群

    カサンドラ症候群とは?
    夫や妻、子ども、友人など、身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)があることで、コミュニケーションの難しさなどによる心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。
    少なくともいずれかの家族に、自閉スペクトラム症(ASD)特性などによる、共感性や情緒的表現の障害がある
    • 家族との関係において情緒的交流の乏しさを起因とした激しい対立関係、精神または身体の虐待、人間関係の満足感の低下がある
    • 精神的もしくは身体的な不調、症状(自己評価の低下、抑うつ状態、罪悪感、不安障害、不眠症、PTSD、体重の増減など)がある
    • さらに「その事実を他の人に伝えても理解をしてもらえない、信じてもらえないこと」も加わります。

    自閉スペクトラム症(ASD)には「社会性と対人関係・コミュニケーションの困難」「行動や興味の偏り」の特徴があるといわれています。

     

    カサンドラ症候群正式な疾患名ではありません。カサンドラ症候群以外にも、「カサンドラ情動剥奪障害」「カサンドラ状態」などと表現されることもあります。


    私の場合は元夫きっかけ

    元夫がずっと「なんか変だ」と感じていて、(当時は全然知らなかったけど)あの時を振り返れば、自閉スペクトラム症(ASD)の特徴に多くあてはまる部分があって、それはそれは苦しみました。


    結婚前は、「世界的大企業に勤め、きちんとして頼りになりそうに見えた男性」だった元夫は、共に生活を始めると、いろいろとこだわりが強く、ルーティンは決して崩さない、目に見えることには一定の理解を示すが、見えないもの(感情など)は無視、そもそも人に関心がなく、自身の母親を「バカ」呼ばわりする一方で「(自身の)親に黙って従え」と言ってきたり、さっぱり訳が分からない状況で、私にはとても彼からの愛情が感じられない状態で、それに非常なケチでした。

    興味関心、趣味はひとつ、モータスポーツそれも4輪だけ。

    以前草彅剛が、歴代ツールドフランスの勝者を全部記憶してるって役をドラマをやってましたが、あんな感じで、好きなことの過去記録はとんでもない勢いで出てくる人でした。

    最初に会った時に延々と歴代F1ドライバーについて語っていた様子が忘れられません。

    私もレース好きやけど、その話しかしないってどうなん?って。


    読書しないし向学心もない。

    ベストセラー本の話もできないっていうのは、かなり辛かったですね。

    主に部下の教育についてなど、人間関係への愚痴をよく漏らすので、対処法を私が提案しようものなら三白眼で激怒する、という。
    私も部下をもって働いてたので、人材育成にはコーチングとかマネジメントくらい勉強するもんだと思ってたんですよね。
    なのに、部下の側に責任感が足りないとか向上心がないだとか、工夫が足りないだとか人を責めてばかり。
    自分では何も学ぼうとしないので、週末の講座を勧めてみたら、「なんで休日に仕事の勉強を入れる必要がある!!」とブチ切れられました。
    しかも、「仕事のことがお前に分かるわけがない!」と言われましてね…。

    自分がおかしいのかもしれない、という不安

    他にもまだまだエピソードには事欠きませんが、今でこそネタとして笑えてはいるものの、あまりにも違和感を感じることが多すぎて、当時は、
    「このあたりだけまだ明治時代みたいな独特の風土なのかも知れない」
    「おかしいのは本当に私なのかも知れない」と不安になってました。


    こんなこと聞ける付近の知り合いもいなかったし、以前の関わりの中での知人に夫の状態を話したら話したで、

    「優しそうないい人やん」

    「子どもの世話はやるんでしょ?」

    「呑む打つ買うじゃないんやし」

    「稼いでくるだけマシじゃない」

    「子どものためには目をつぶってあげれば」などと言われ、理解してくれる人は誰一人おらず。

    なんで私だけそんな底辺の関係性で満足せねばならぬのか?パートナーに心の交流を求めてはいけないのか?

    わがままとか贅沢な悩みだと言われてしまって、「えっ?そうなの?やっぱり私が悪いの?」


    どうとらえたらいいのか判断する材料がなくて、ただただ、夫と義両親を刺激しないように日々我慢してました。

    しかしもうどうにも自分は発狂しそうだったので、ある日勇気を出して子育てサロンに行き、様子を伺いながら恐る恐る話してみたら、義実家ごとおかしかったとわかり、離婚を決意したんです。

    それからもまた大ネタがあるんですけどね(笑)。


    カサンドラかもしれない人は意外と多い

    元夫のような人は、実は意外とたくさんいるものです。実際、バイト先にも「多分そうなんだろう」という人がいますしね。

    だから、カサンドラになりかけている・なっている人も、結構いるんじゃないかなと思います。


    彼ら(ASDは男性に多い)は、幼少期に適切に指導を受けていれば、特性と上手に付き合い、社会でそれなりにやっていけるようですが、元夫の親も同様の傾向であるため、幼少期の特徴的なエピソードを聞けばすぐピンと来るはず、でも見過ごされました。そのせいで私は、、、ひどい目に遭いましたよ、ほんとに。

    親に知識さえあれば、もう少し本人が生きやすくなるようなサポートができたはずなのに、と思うと、義両親に「ボーっと生きてんじゃねーよ!!」と言いたいです。


    一方、『単なる脳の機能障害なのに、彼を見捨ててしまった私はひどい人間だ、なんとか治療するように言ってあげることもできたんじゃないか?』という気持ちがしばらくありました。

    でも、どういうわけか人一倍プライドの高い人だったので、そんなこと言ったらガチDVになってたかもしれない、とも思います。

    話し合うこと、意見の擦り合わせができない相手であったので、それももうしょうがないことです。

    なんしか大事な話ほどいつも私を全否定な、3対1(必ず向こうの親の意見を押し付けられる)だったもので、辛かったですよー。


    もしかして?と苦しんでいる人に

    私は、離れてからは、「私が変なのかな?もっと我慢すればよかったのかな?」などと思い詰めることはなくなりました。


    「助けて!」って言えたこと、「あなたは変じゃない」って言ってもらったこと、そこからいろんな人に助けてもらったから抜け出せました。

    配偶者暴力相談センターに行ったし、そこでモラハラDVっていう証明書を発行してもらったので、スムースに健康保険を切り替えて、転出作業を進められました。

    ほんとに大変だったけど、私は今、私として、誰の機嫌を伺うことなく暮らせており、自由を楽しんでいます。あの時逃げてよかったです。


    私の場合は、彼の周囲の人も一緒に敵対してきたので、彼との関係を断つことでしか自分を取り戻すことができませんでしたが、そこまでせずとも、ほどほどに良好な関係を保つ方法はあるようです。

    物理的に距離を置く、別居がいちばんよいようですけれどもね。


    カサンドラだからと言って、あなたが不幸でなければ別にいいと思います。

    依存しあう関係も、お互いがよければそれは幸せなんじゃないでしょうか。

    しかしどちらかが苦痛を感じているとしたら、解放されるべきだと思います。

    今、もし彼に「あの時はこんなだったから離れたんだよ」って言っても、きっとまだ理解できないと思います。

    自分はいつも必ず正しいと根拠なく信じてるから。


    というわけで、「あれ?これってなんか変だよね?」とあれもこれもが引っ掛かるなら、一度調べてみてください。

    そして、あきらめないでください。
    抜け出す方法は必ずあります!


    私の経験でよければお話しします。お気軽に ご相談 お申し込みフォームから30分無料相談をご活用くださいね。


    私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。

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