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結婚ってなんやねん?
わたくし、度々離婚についての相談を受けることがあります。
まぁ、私ももう別居してから10年、離婚して7年経つので、正直直近の行政対応とか制度とかは正確にはわかりません。
けど、特にお子さんがいる場合、先に考えてやっておくべきことは一生懸命お伝えしております。
「男はこうあるべき」という価値観が根強い
祖父母とか親とか社会とかから、昔ながらの「男は泣くな!」とか、「稼いでくるのが男の役目」という価値観が根付いてると、
「自分が家族を支えてやっている」
「だから妻は自分に従うべき」
みたいな考えになりやすいですし、まだ堂々とそう言っている人たちも多いですよね。
でも今の時代は、女性もキャリアを積んでいますし、そもそも男性の稼ぎだけで子育てするのが難しいから、夫婦共働きが当たり前。
家事と育児の均等分担も当然求められるようになっています。
それに適応できない・しない夫が、「俺のほうが偉い」「言うことを聞け!」と権力を振りかざすことで、モラハラになるケースがほとんどです。
「支配欲が満たされる環境」ができてしまっている
モラハラする人って、上下関係きっちり。自分の優位性を確認したいという欲求がかなり強いことがあります。
会社では上司に従うしかなく、社会では男らしさに囚われる。
「だったら家で!」となり、妻や子どもを支配しようとする 人が出てきます。
こうやって妻をコントロールし、自分の優位性を確保しようとします。
特に、専業主婦やパート勤務で「妻が絶対に離れない」と思っている場合、モラハラはどんどんエスカレートしがちです。
「気づかないうちに加害者になっている」ケース
モラハラする側は、自分がモラハラしてる自覚がないことがほとんどで、指摘されると「心外だ!」となりがちです。
特に、本人の親がモラハラ気質やと、それが「普通の夫婦関係」やと思い込んでる人も多いです。
モラハラされて育った人が、無意識に「自分も同じことをしてしまう」世代間連鎖がありますね。
子ども時代に他所の家庭を垣間見る機会がなかった夫ほど、自身の育った環境を世間の標準と思い込んでいて、妻の育った環境を蔑み、全否定してくることがあります。
「妻が逃げにくい状況」がモラハラを助長する
モラハラが続く大きな理由のひとつが、妻が簡単には逃げられない環境ができてしまっていること。
こういう状況があると、夫が「何をしても妻は離れない」と思い込みます。
そうすると、ますますモラハラは加速していきます。
周りがモラハラを軽く見ている
残念なことに、モラハラはまだまだ軽視されがち。
こういう言葉で、妻の訴えが軽く流されることが多いです。
周囲が「それはおかしい!」と指摘しないと、モラハラは「当たり前」のまま続いてしまう。
じゃあ、どうしたらいいか?
「これはおかしい」と気づくことが第一歩
「私が悪いのかな?」じゃなく、「この関係は健全じゃない」と気づくことが大事。ひとりで抱え込まない!誰かに相談する
信頼できる人(友人・家族、保育所・幼稚園・子育てサロンや配偶者暴力相談センターなどの専門機関)に話すことで、視野が広がります。経済的自立の準備を少しずつ進める
モラハラ夫は「逃げるわけない」と思っているからこそ強気に出ます。「おかしい!」と周囲が声を上げる
モラハラを見て見ぬふりせず、周りも気づいて声をかけることが大事。モラハラが横行するのは、「そういう人」が多いのではなく、そういう関係性が生まれやすい社会だから。
もし今、「うちの夫もそうかも…?」と思ったら、ひとりで抱え込まずに、まずは誰かに話してみてください。
あなたの人生は、あなたが決めてええんやで!
健全な人間関係を結べる人と、幸せに生きていけたらいいですね!
というわけで、私の発信があなたのヒントになりましたら幸いです。
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