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夫のみなさんへ

2025/06/25
夫のみなさんへ

  いつもご覧いただきありがとうございます!


今日は夫のみなさんにひとこと。

幸せな家庭を築くには?

あなたのご家族の雰囲気はいかがですか?
  • 妻と会話が激減している
  • 妻が常に不機嫌に見える
  • 自分が帰宅したら蜘蛛の子を散らすように いなくなる というか直前までリビングに家族が集まっていたことを知らない
  • 子どもたちが懐かない・返事しない

こういうことはありませんか?


そしてその理由を考えてみたことはありますか?

「俺が毎日必死に働いてきたのに、なんて態度だ!」と思ってませんか?



家族が夫・父に冷たい理由

人は、理由もなく不機嫌になったり、無視したりはしないです。(たまにおかしな人はいますが)

ほとんどは男性の無自覚な男女差別によるものです。

家事育児は女性の役割だと決めてかかって、何にもやっていないか、やっているつもりの人に、被害妄想な方が多いように見受けます。

家族が冷たい理由を、「自分に非がないか?」という視点で客観的に振り返ってみる必要があります。



妻が冷たく怒る具体事例

  • 無自覚にそこら辺にモノを置いていく夫が非常に多いという報告を、妻側から多数もらっています。
    常に妻が回収して回っている、とのことです。
    鍵・靴下・スラックス等、定位置管理や脱いだら脱衣所に持っていくなりクローゼットにしまう、ということを自分でやらない人が異常に多いです。
    会社では持ち物管理ができるのだから、能力がないわけではないですよね。会社でもできていなかったら、相当ヤバい人ですよね。
    なぜ家ではやらないのか?
  • 日用品等の所在をしょっちゅう聞いてくる事象も確認されています。
    夫しか使わないモノ(髭剃りアイテムやトニック等)のストックや買い出しも放棄している模様。
  • トイレットペーパーや冷蔵庫の麦茶・炊飯器のご飯をミリ残す、という迷惑行為も日常茶飯事とのことです。
  • 数センチ残ったペットボトルを多数放置する様子もよく聞かれます。
「そんなことくらいで?」と思った方もいると思います。
「そんなことくらい」、と思うなら、自分で対応・始末するべきなんです。
「そんなことは妻にやらせておけばよい」、という思考が態度に現れているために、妻は「そんなこと担当と思われているんだ」と日々傷つきを深めているのです。

よく職場でもいますよね。
掃除のおっちゃん・おばちゃんを雑に扱うとか、新人さんに居丈高に雑用させるなど、人の立場や職業で態度を変える人。
自分の妻を、そういう「雑用の担い手扱い」と位置づけていることが、あなたの家での態度に現れているんです。

自分の暮らしを自分で管理・コントロールするという思考のない夫が多すぎます。

考えない。準備しない。後始末もしない。

結婚したら生活全般の責任を放棄できると、本気で思っているんですか?



家庭生活は100%思いやりで構成される

結婚しても、仕事や生活はなんら変わりなく続きます。

むしろふたり分なので今まで以上に気遣いと工夫が必要になります。

子どもが生まれたらなおさらです。


なのに、なんで1mmもやらなくなるのか?

要するに、妻に甘えすぎです。

妻はママではありません。

あなたが一生を共にし幸せにすると誓った、大切なパートナーです。

家政婦ではありません。

パートナーに一方的に家事育児の責任を押し付け 強い負担をかけるなど、あってはならないことです。



妻と結婚したのはなぜ?

あなたが選んだ、またあなたを選んでくれた目の前の女性は、あなたの母になるためではなく、あなたと対等に歩むパートナーとして生きるために結婚しました。


あなたは本当はママが欲しかったというなら、今すぐに離婚してください。しっかりと十分な額の養育費も支払ってください。

あなたは年上の女性に養子にしてもらって、本当のぼくちゃん扱いをやってもらったらいいと思います。それか実家にお帰りなさい。


自分たちの暮らしを共に回す。

家事も子育ても、夫婦二人で担うもの。

共働きがデフォルトの令和だからこそ、男性のアップデートが急務なのです。



家事育児の負担割合と収入の多少は比例しない

家事分担と収入を比較してどうのこうのとは、命がけで子どもを産む女性の負担と比較になりません。


10か月の不安な気持ちも、飲食物すべてに気を配る苦しさも、つわりの辛さも、満足に寝られない・靴下がはけないしんどさも、死ぬほどの痛さも、男性はなにか負担できますか?


皆無ですよね。


むしろ妊娠中 療養したり入院したりで肩身狭くなり、思うように働けなくなる女性の負担しかない。


育児中、授乳で睡眠も取れず、一瞬でも目を離したら死んでしまうふにゃふにゃした生き物の世話に神経を張り詰め、トイレですらひとりになれる時間もなく、大人との会話もできない辛さ、わからないですよね?
女性は、結婚妊娠出産で、否応なく友達付き合いが全く変わってしまうけれど、男性は特に変化もなくいつまでも学生・独身のノリでいて、父になるのがどういうことか?理解も覚悟もなさすぎて、挙句妻が鬱になるんです。
産後は鬱になりがちだけど、正確には夫未熟鬱です。
手探りの育児は妻も同じ。

そんな時に頼りたい夫が全く頼れないほど幼稚で馬鹿っていう絶望です。

時短勤務で8時間の業務を6時間に濃縮して行いつつも、子どもの体調不良で上司や同僚から嫌味を言われつつ早退したり欠勤したり、看病しながら在宅勤務したり。

家族に対して金銭的価値では測れない貢献をしているわけなので、収入という土俵に載せていい話ではありません。

むしろ妻が対応してくれているから、夫は全力で仕事に全振りできて収入が多くなるのでは?

感謝こそすれ、家事育児を押し付ける理由にはなりません。



収入を言い訳に家事しない夫は粗大生ゴミ

仕事しかしないくせに、収入に胡坐をかいて、怠けてばかりいて、そのうち妻と収入が逆転したら?
ひとりで何でもできてしまう妻にとって、あなたはお荷物になります。
それに妻が気付いてしまったら、客観的に状況を把握できていなかったあなたは、理由もわからず捨てられるんです。
子どもにも馬鹿にされ見放されます。

そんな未来でいいんでしょうか?



職場での会議のように、時々笑いを交えて議事進行を

真の男女平等は、妻に文句を言う前に、夫の内省と建設的で冷静な話し合いから。

自覚がないかもしれませんが、家庭内では、どちらかというと感情的に話を終了させてしまうのは、男性の割合が高いです。
女性がヒステリックなのではありません。
冷静に淡々と話しているだけでは聞いてくれないので、段々と声を荒げて主張するようになるのです。
そしてそれが終わる頃には、もう女性は相手をシャットアウトしていることが多いです。
つまり手遅れです。

以上のことを心に留めて、

互いに「否定しない」で、メモを取りながら一旦全部聞き取りをする。
反論してやろう!言い負かしてやろう!などという気配がちょっとでもあると、もう話し合いには応じてもらえません。

あくまでも冷静に、尊重する姿勢を忘れずに。
課題の抽出と、解決のためのアイデア出し、実現可能なプラン実行を繰り返し、協力してPDCAを回しながら、上昇気流を作っていきましょう。


家事育児に主体的に取り組み、妻をパートナーとして大切に扱おう

妻があなたに求めているのは、大きい子どもの役割、ではなく自立した夫。共に成長していくパートナーです。


家であまりにも役立たずだと、社会人としてのあなたに疑問を抱きます。
会社で周りの方に迷惑をかけているのではないか?
昇給・出世するのだろうか?
それどころか突然リストラされるのではないか?

そういった不安や心配を抱かせないためにも、主体的に家事育児に取り組み、自分の責任を最後まで全うすることで、

ふたりの、家族の「心地よい暮らし」を見つけて、幸せに生きていきましょう。



というわけで、私の発信があなたのヒントになりましたら幸いです。

 
では、またー。
 
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』

 This is my way.
これは私のやり方です。
 What is your way?  あなたはどんな風にしますか?
 The way does not exist.  唯一の方法(正解)なんてないんですよ。

 


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