2024年11月11日(金)10時30分から開催!
今年の秋はあまり台風が来ませんでしたが、レースがある週末に限りそのサーキットが大雨に見舞われるということが多発しまして、現地観戦の知人友人は大変だったとのこと。
なかなかないシーズンになっていますが、みなさまのお住まい周辺はどうでしょうか。
私が訓練を重ねているパッククッキングは、主に在宅避難を想定しているものです。
地震は滅多になくても、大雨や台風で停電、というのはよくあることなので、みなさんも家にあるものをフル活用して、無理なく無駄なく生き抜きましょう。
初めて湯煎調理にチャレンジする方にも、冒頭でしっかりと基本事項の説明時間を取ろうと思いますので、ご安心ください。
実際、やり始めてからわからないことがいっぱい出てくると思いますので、都度遠慮なくご質問くださったらけっこうです。
キッチンその他、背景の散らかりが気になるという方もいらっしゃるでしょうが、私は見慣れておりますのでお気になさらず。
他の参加者の方も、ご自身の作業で手一杯になられますので、よそのおうちをじっくり見てる余裕はございません。
いろいろ気にしすぎず、気楽にご参加ください。
では張り切ってまいりましょうー!
必要な調理器具
- 深さ7㎝以上の鍋・フライパン(人数が多い場合は分けて調理するなど工夫が必要、提供直前に温めてください)
- 鍋底と同径程度の耐熱皿か布巾
- カセットコンロ
- カセットボンベ
- 水
- ボウル(ポリ袋を被せられるサイズ)
- 調理用はさみ
- 耐熱ポリ袋(厚さ0.009㎜以上) 3-4枚
- 使い捨て手袋
- ウエットティッシュ
- 布巾かタオル
- 割りばしか輪ゴム・ダブルクリップ
ポイント
- 各家庭それぞれの冷蔵庫内にある、常備食材を中心に、常温保存食材を組み合わせたメニューを探すこと
- 省エネ・省ゴミのため、ひとり分ずつに分けて作ること
短時間で仕上がるのでその分ガス消費を抑え、さらに個別提供で洗い物をなくして水を節約、ゴミも最小限にします。
ごはん
出来上がり量 115g(1膳分) ※米1に対し水1.5で計算
- 水 75ml
- 米 50g 無洗米がおすすめ(なくても洗わずに炊きます。充分おいしい)
- 袋の中で30分吸水させ、鍋には水から入れて強火で沸騰させる
- ポコポコした状態で20分、90℃で5分
- お湯から上げてタオルでくるみ、5分蒸らす
キーマカレー
参考 アイラップで簡単レシピ おうちごはんの大革命
材料 ふたり分
- 豚ひき肉 200g
- 玉ねぎみじん切り 1/4個分
- にんにくみじん切り 1かけ分
- しょうがみじん切り 1かけ分
- サラダ油 小1
- A カレー粉 大2と1/2
酒・しょうゆ・ウスターソース・トマトケチャップ 各大2
砂糖 小1
トマト缶(カットタイプ) 1/2缶 - ゆで卵 1個
- アイラップに玉ねぎ・にんにく・しょうが・サラダ油を加えてもみこみ、ひき肉とAを加えてさらにもむ
- 袋の空気を抜いて上の方で結ぶ
耐熱皿を敷いて湯を沸かした鍋に入れ、時々返しながら湯煎で20分加熱する - 全体を混ぜた2をごはんにかけ、輪切りにしたゆで卵をのせる
材料 ひとり分
- トマト 1個
- A 水 200ml
顆粒鶏ガラスープの素 小1 - パセリみじん切り 少々
- アイラップにAを入れ、トマトのへたを除いてまるごと入れる
- 袋の空気を抜いて上の方で結び10分湯煎
- パセリを散らして提供する
じゃがりこでポテトサラダ
こちらはおまけ。
わが家で大人気、スナック活用メニューです。
みなさんは作らなくてもOKですが、
うちの息子たちは「パッククックといえばこれ!」と誤解しているようなので私は作ります。
楽しみにできるメニューがあるのはいいことかなと思っています。
- じゃがりこ 1個 固さの調節に使うのでちょっと抜いて、食べずに確保
- お湯 カップの2/3くらいまで
- きゅうり 1/4本
- ハム 1/2枚~1枚
- マヨネーズ 大さじ1/2
- 塩コショウ 好みで
- じゃがりこのカップにお湯を入れてフタをし、3分程度待つ。
- 柔らかくなったポテトを混ぜる(堅い場合はお湯、緩い場合はじゃがりこを足す)。
- ハムを手でちぎり、きゅうりをスライサーで薄く切り、どちらもカップに入れる。
- マヨネーズを入れて和え、塩コショウで味を調える。
災害時は水が貴重です。
手洗いを含め、調理器具・食器の洗い物を出さない工夫がどれだけできるか?というアイデアをシェアし、ちょっとでも楽しみながら、おもしろがりながらできたらと思います。