いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は親の終活について。
具体的に聞いたこと、ありますか?
親と終活の話っていうと、なかなかしづらいものですよ…ね。
関係性や話の持って行き方によっては、
「早く死ねってゆっとるのかーーー!!」
と怒鳴られることもあります。
実子でもちょっとためらわれるのに、義理の子どもが口に出すのはかなり大変です。
いきなり財産のことを話題にしたり、老人ホームに入る話なんかをしてしまうと、先述のように怒鳴られてしまいますよね。
気持ちはわかりますが、ちょっとずつちょっとずつ、進めていきましょう。
子どもが親に対して思っているのは、
- 親らしく
- できるだけ健康で
- 安全に
- 好きなもの・大切なものに囲まれた
- 充実した暮らし
こんなところでしょうか?
これを可能な範囲で応援する、というのが子ども側のスタンスであるかな?と思います。
ですから、親の思い描く暮らしが共有出来たらいいですよね。
可能であれば、【最終的なゴールを共有する】つまり「病院か?自宅か?どこで死にたいのか」を聞くのが、逆算して組み立てる上ではわかりやすくていいんですが、いきなりハードルが高いようであれば、現在に近いところから質問をしていくのもいいかと思います。
- 元気なうちにやりたいことは?
- 夫婦一緒に、なのか?個々に、なのか?
- ひとりになったらどうしたいのか?
- 余暇に使えるお金がどのくらいあるのか?
- 子どもが多少援助できることがあるのか?それを望むのか?
- 家をより快適にしたいか?
- 好きな家事・苦手(キライ)な家事は?
などなど。
見ていてある程度わかることもありますが、聞いてみないと分からないことも多いです。
楽しい話題からなら、話しやすいと思いますので、要介護になった時の希望を聞いたり、延命に対する考え方を確認することもできるようになると思います。
本人の口座から介護費用を支払う約束や確認を取り付けておくことがとても大事なので、徐々に核心に迫れるようにしていきましょう。
誰かがたて替えたことによって、後々兄弟間に相続遺恨が残るかもしれないんです。
親にとってもそれは本意ではないと思うので、しっかりと段取っていきましょうね。
とにかくきっかけを作って、意思を共有すること、これがとても重要です。
人が死ぬとき、その死に方やタイミングは選べません。
寿命で老衰、という方はまれになりました。
事故なのか病気なのか、ゆっくり死ぬのかあっという間に死ぬのか。
どんな死にざまであっても、
を問い続けることによって、亡くなる時の満足度を上げることが可能です。
「どんな死に方がしたいか?」死にまつわる考えを聴いておくことが大切なんです。
幸福な死、満足の人生に向かっての道筋を探すことが、タブーであるはずがありません。
大切な家族だからこそ、話し合っていただきたいと思っています。
もっとフランクに、自由に、生き方・死に方を話せる世の中に変えていきたいと願っています。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
THE way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
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