いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は終活ネタ。
大枠の予算は決まっているが、細かい仕様について
こうしたら?
こっちのプランにしたら?
この色にはいくら?
などなど、自動車を買う時はディーラーに行って見積もりを出してもらいます。
引っ越しもそうですし、結婚式もあちこち回って、希望を叶えるために必要な金額を詰めていきますよね。
基本的に生活のあらゆるシーンでは、出費の前に金額を確認しています。
でも、なぜか人生ラストのセレモニーである葬儀前には、見積もりを取る人が少ない。
なぜですかね?
葬儀社は待っている!
結婚式と違って、葬式は突発的なものです。
だからこそ、ああしたい、こうしたい、と自分で要望を伝えて、そのための見積もりを取り、遺族に宛ててしたためておいたらいいのに、あまりやる人はいませんね。
なぜでしょうか。
やっぱり葬儀社は縁起の悪い場所っていう思い込みでしょうか?
日頃は関わりを避けたい意識があるかもしれません。
ですが、人間誰でも生まれた以上必ず死んでいきます。
最後はやりたいことをやって、終わったらいいんじゃないかと私は思います。
で、希望を実現するためには、いかほどのお金を準備しておかねばならぬのか?ということを知るために、葬儀社にも見積もりを出してもらいに行ったらいいのですよ、ということを
ガッキー(尾上今日子。よりよく生きるための終活講座講師)にききました。
なんなら数社、回ってもいいですよね。
どこに決めるのかは、会葬者の交通の利便性や、会社の印象、何より妥当な金額でより希望に近い式を挙げてくれるのかどうか?が重要です。
「そもそも、遺族が決めることじゃないん?」
「イマイチようわからんわー」と、思ったあなた。
自分の式なら何でも自分で先に決めといていいし、決めるにあたって分からないことは、プロに相談に乗ってもらったらいいんですよ。
棺のお値段から、祭壇の花の種類や色、量も、流す音楽も自分で決めたらよろしいですやん。
遺影ももちろん、戒名が欲しかったら、自分で宗教者に生前戒名を依頼して、もらっておくこともできます。
湯灌するとかしないとかも決めておいたらいいですし、死に装束も指定しておいて、顔映りのいい色の衣装で、キレイなあなたを覚えておいてもらうことも可能です。
どこまでが自由に決められることで、どこまでが予算の範囲なのか?
直接葬儀社で聞いてみるのは、至極妥当なことだと、私もようやく思うようになりました。
では、行ってみましょう!
まずは予約の電話です。
もしいきなり電話するのが大変なら、イベントなどを開催している時に、様子を見に行くのでもいいかもしれません。
ちょくちょくいろいろなワークショップなどと併せて、いろいろなイベントをやっているところもあります。
基本、待ちのお仕事ですから、いかに気楽に人々に近寄ってきてもらえるか?に腐心されていますよ。
アンテナを立てて、情報をゲットしましょう。
見積もりをとったら、次は必ず家族に「こういうのをやってほしいんだよね」と伝えましょう。
なぜならせっかくの見積もりが役に立たなくなってしまうから。
人生最後の希望です。叶えてもらえるように、調整しておきましょう。
死んだら何も伝えられません。
実際のところ遺族は、「これでよかったのかな?」「喜んでくれるかな?」と悩みながら、葬儀のあれやこれやをどんどん決めていかなければなりません。葬儀の後、どれだけ経っても、あとからあとから、反省や後悔が押し寄せてくるといいます。
だから、前もって決めておくということは、わがままでもなんでもなく、遺族がしっかり悲しむ余地を与える、すてきな思いやりです。
これをご覧のあなたもきっと「パートナーや子どもには迷惑をかけたくない」と考えていることと思います。
であればこそ、お互いに悔いを残さないためには、
などなど、(叶えられるかどうかは別として)まずは希望を伝えてみることがとても重要なんです。
とにかくきっかけを作って、意思を共有すること、これがとても重要です。
もっと気軽に、人生のラストシーンを語り合える世の中にしていきたいです。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
THE way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
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