いつもご覧いただきありがとうございます!
突然ですが、あなたはAEDを触ったことがありますか?
最近は身近なショッピングモールを始め、学校や公民館などの公共施設には必ず配置されるようになりました。
「見たことはある」方ばかりかとは思いますが、実際触ってみたことのある方はそんなに多くないようです。
という私は、鈴鹿に来てからほぼ毎年、応急処置の講習を受講して、胸骨圧迫による心臓マッサージとAEDの使用訓練を受けております。
自分や息子のどちらかに何かあったときのために、子どもたちをお願いするべく、ファミリーサポートセンターに依頼・提供のどちらとしても登録しています。
依頼会員は子どもを預ける側、提供会員は預かる側です。
私が提供会員にもなっているのは、助けてもらうこともあるかもだけど、助けることができる時はそうしたい、と思っているからです。
命を預かるのに、謝礼が微々たるもの。
民間の善意を頼るのはいいですが、ここはもっとしっかりと資金を投入して、質・量ともに向上するべきだと思っています。
子どもとの相性があるから、活動登録している人が多ければ多いほど、よりよい保育ができるんですよね。
これは里親制度でも同じことで、子どものよりよい居場所を検討できるようにするために、登録者は多い方がいいんです。
はい、前置きが長くてすみません。
提供会員として、お声がかかったときにはできるだけお応えしようと思っているので、そのためには応急処置として救命講習を受講していなければなりません。
なので、毎年開催される一連の講習の中で必ず救命講習だけは受講するようにしています。
次は6月にありますので、別に行かなくてもよかったんですけど、わざわざ大阪は門真市まで行って、普通救命講習Ⅰを受けました。
前にも書いたか?記憶がないですが、ゆめのたねパーソナリティの中でも防災に興味関心のある人たち(専門家含む)が集まって、防災部をやっております。
第一目的としては、収録のためスタジオに訪れるパーソナリティやゲストの方とスタッフ、近隣の住民や、可能であれば通行人の方も、安全に帰宅できるか確認できるまで、一旦避難していただくことを可能にしたいね、ということをきっかけにしていると聞いております。
数人が1晩2晩しのげる程度の備蓄を備えることや、日頃から安全に過ごせるようなものの配置、避難経路の確保、避難場所の確認や避難訓練の実施などを活動としてやっていく方向になっております。
そんな防災部ですが、パーソナリティの中でもまだ知名度が低く、誰がやってて何をしているか?お伝えしきれていないです。
そんな折、共同代表のひとり、私と同級生の佐藤大輔さんが、慢性血栓塞栓性肺高血圧症という病に罹られ、AEDのおかげで助かるという出来事がありました。
救急搬送から入院・緊急手術を経てすっかり回復されていますが、通常はなかなか診断も付きにくい症例でありまた、原因不明で完治もしないことから、難病指定されているそうです。
診断が付きにくいことから、「なんかしんどい」と思っているうちに亡くなっている方も実は多いのかもしれない病気、ということで、咄嗟の時に救えるかもしれないAEDを設置するためのチャリティ企画が立ち上がりました。
それがミリオンハートプロジェクトです。
画家の橘ナオキさんによるハートのポストカードを1枚3,000円で販売し、経費を除く売り上げをすべてAED購入費用に充てるとのこと。
カードはすべて違うのものなので、ビビっときたものを選べるのがおもしろいです。
ただ、企画としては、AEDを寄贈・設置して終わり、というのではあかんのでは?という意見から、AEDを使える人も増やす活動をしよう!となって、今回の救命講習開催の運びとなりました。
交野・門真の消防組合から、普段は救急車を運転しているという救急隊員の方にお越しいただき、まずは座学から。
続いて胸骨圧迫実習と、コロナで止めていた人工呼吸指導の復活(シート使用)

普段は30名規模での講習のところ、贅沢にも8名で指導いただけたので、途中おばちゃんたちでアホほど質問しまくりまして、大変有意義でした。
119ダイヤルして、後はAEDさえあれば、指図に従うだけでいいので、何はともあれAEDを探しに行く・行ってもらうことが大事です。
私は回数をこなしているため、手順や使用にも戸惑うことはなかったのですが、初めてだと、順番を間違ったり、協力を呼びかけるのを忘れてもくもくと胸骨圧迫を始めそうになったり。
練習だから笑えますが、実際に人が倒れていたらこんな緊迫緊張ではないので、練習で失敗しておくことや、触ったことがある、という経験だけでもしておくべきだと思います。
その他にも、よくある事故や傷病への対処方法、救急車の使用方法についても教えていただきました。
防災ポーチにビニール袋と使い捨て手袋を足さないとな、と思いました。
救急車を呼ぶかためらうものの、実は一刻を争う症状・発作について知れて、本当によかったなと思います。
ちょっと幼い顔つきが角田裕毅似の救急隊員さんは、おばちゃんらの勢いに負けることなく、親切丁寧にご指導いただきました。ありがとうございました。
大阪のおばちゃんに全然負けないだけの修羅場を踏んできているんだなと、言葉の端々から感じました。
今回は初!消防署による講習だったので「市民救命士認定証」をいただきました。やっと形に残せてうれしいです。
AEDのある場所を検索できるアプリもあるので、みなさんぜひ家の近くの設置場所を調べておいてください。
出先でも、闇雲に探さなくていいから、安心です。
助けたのに訴えられたら…とか言って見過ごすのは、人としてどうかと思います。
見なかったことにしても、その人に重い後遺障害が残るとか、死んだら死んだで、遺族から救護義務違反について追及させるかもしれないです。
見ぬふりして後悔したり責められるくらいなら、私は「命あっての文句」、好きに言わせておけばいいと思います。
咄嗟に人を助けられる人、私はとても信頼できると思いますので、職場や消防署での受講機会を探して、参加してくださる方が増えたらうれしいです。
というわけで、私の発信があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
The way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
帰りに、うちのたこ焼き粉
としのぶさん家の粉を販売している店長のあやのちゃんに会ってきました。
めちゃくちゃよく働き、明るく朗らかな性格でたくさんの人に愛されている、パーソナリティでPAさん。
慌ただしく話して、急いで帰宅。
元気もらえました!
寝屋川?香里園?近辺にお住まいの方はお尋ねくださいね。
ラジオ、聴いてくださいね!
過去放送分も配信しています。