いつもご覧いただきありがとうございます!
鈴鹿で行われるほぼすべての4輪レースを観に行っている私。
モースポオタクを自認しております!はい。
今回はSuper耐久という、よりそこら辺を走っている車(FIT YARIS Vitz ROADSTAR GR86 BRZ CIVIC DEMIO Zなど)がレースに出ているという、とても親近感のあるカテゴリを観に行きました。
都合によりレースは観られなくても、予選だけでも行っちゃうというのがオタクですよね(笑)
「そこ(鈴鹿サーキット)をクルマが走ってるのに、音がするのに、行かないなんてどうかしてる!」というかなりどうかしてる人です。
なぜ予選だけでも行きたかったのかというと、
今回のレースでついに、TOYOTAの水素燃料を市販車に、という取り組みについての教育ツアーが組まれるという情報をつかみまして、さらにその中に給水素シーンを間近で見られる回もある、ということがわかりましたので、「絶対にサーキットに行く!」そして「整理券をゲットする!」を至上命題とし、ゲートオープンに突撃してまいりました。
チケットの引き換えなどでちょっとだけロスしてしまったので、「もうなくなったか…」と思ったけど、そもそもS耐に、しかも予選の朝には、そんなたくさん人が押し寄せるということはないので、ちゃんと整理券をもらえました。
普通のチームがピットで給油できるのに対し、水素はまだ設備がないので、別スペースを作らないといけないので、32号車だけ別動線で給水素に向かい、完了後ピットに行ってタイヤ交換やドライバー交代を行います。
午後からの予選中に、カーボンニュートラルの取り組みと水素を燃料にする理由、などについてお姉さんが説明してくれたあと、パドックトンネルを通ってE駐車場のさらに奥に作られる給水素ステーションに案内してくれました。

三重県内で生産した液化水素を運んできたトレーラーと、

液化水素を気化させて補給するENEOSの給水素トレーラー(普段は東京で稼働している)と、いろんな企業のチームでできた給水素隊が、32号車GR COROLLAのためだけに待っているという状況。
業種違いの各社の協働ですが、各社けっこう社内で偉い立場の方たちも、現場に来て働いているようです。
しかも、この給水素ステーションを設営するのに、毎レース、サーキットのある自治体に申請をして許可をもらっているらしいですよ。
(レース日よりも事前の折衝の方が忙しいということです)
いろいろとご説明くださったのは見たことのあるお顔の方。たぶん社員ドライバーの方でニュルブルクリンクレースか何かに出られた方じゃないかなぁと思いながら聞いていました。
コロナだったからなのか、給水素の安全性がより担保されたからなのか、ようやくメディアだけでなくファンにも給水素シーンを公開できるようになったのが感慨深いなぁと思いました。
STOPボードの前にマシンを止めたのはなんとMORIZO選手。豊田章男社長でございます。

迎えた大人たちは「おぉ~・・・」
社長なので気軽に手を振るなんてできませんでしたが、我が息子、HONDAチームのキャップを被ってるくせに平気で手を振りました(笑)
そしたら車内から手を振ってくださったので、安心して他の人も手を振るという。
後で、「なんでモリゾウさんに手振れたん?」と聞くと、「だってあの時は社長じゃなくてドライバーやったし、いいかと思った!」と無邪気に申しました(笑)。
水素って、酸素と結合して大爆発!みたいな安直な発想で「えぇ~?危ないんちゃうん?」なんて思いがちですが、そこは社長が自ら乗ることで大前提の安全性を保障しているというすごい胆力です。それだけのものを社員に作らせている、と言いたいんですね。
水素を市販車に実用したい、というだけに留まらず、レースで使用することで、
給水素時間の短縮
必要人員の縮小
航続距離の延長
などなど、常にカイゼンをしている様子がレースごとに目に見えて表れ、数々の協力会社を巻き込んだオールジャパンの取り組みで、手の届くものとして感じさせてくれます。
現状液化水素を一旦気化させて補給していますが、今後は直接液化水素を注入して使用できるようにしようとしているらしいです。
さすがにチャレンジがすぎる、と思いますが(笑)、走る実験室として、サーキットを、レースをフル活用しているんですね。
私としては、単にレースを観るのも好きですが、このようなワクワクする取り組みと、実用化への推移を見守れるのが楽しくてたまらない。
きっとまだまだこれからも、どんどんいろいろな試みが続くと思われます。
ピンチはチャンス、期待して見守りたいと思います。
実はここを見学しているうちに、予選が半分以上終わってしまって、あらかた勝負がついてしまっていたのですが、大満足のシーズンエンドな一日でした。
私の経験があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
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