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片づけにまつわるお悩みはいろいろ
- 片づけ本をたくさん読んでも、ちっとも片づけられるようにならない
- いい感じの収納用品を揃えているのに片づかない
- とにかくもったいなくてモノが手放せない
こういうお悩みをお持ちの方は、ほんとにたくさんいらっしゃいます。
私にご相談くださる方の多くがそうですし、息子たちもまだ片づけが下手です。
具体的にどんなことで困ってらっしゃるのか?
こちらは不要品買い取り業者が20代~60代の男女300名を対象に実施したものですが、片づけられるという人と、片づけられないという人は、ほぼ半々だったようです。
そのうち、片づけられない方の理由が上がっていましたので、ご紹介します。
同意される意見があるでしょうか?
◆つねに部屋が綺麗ではないから。(20代男性)
◆常に部屋が散らかっているので片づけられない人間だと思う。(30代女性)
◆月一で綺麗に片付けるのにまた1ヶ月後には振り出しに戻っているから。すっきりした状態をキープできないから。(20代女性)
◆片付けたつもりでもきれいな状態が長く続かないから。(50代女性)
◆片づけをするのが面倒であること。どこに物を置いたのかがわからなくなるため、片づけができない人だと思っています。(40代男性)
◆物を定位置に戻さずそのままにしてしまいがちで、よくあれはどこに行ったかな?となるから。(20代女性)
◆捨てられないものが多い。いつか使うだろうと思って取っておくので、溜まっていく。(30代女性)
◆物が捨てられないので着ない洋服なども取っておいてしまう。(30代女性)
◆片付けをすることを面倒に感じ、後回しにしてしまうからです(30代女性)
◆いつも片付いてない部屋を見ると気にはなるものの、つい後回しにしてしまうから。(30代女性)
◆人が来るとならないと片付けようと思えない。(20代女性)
◆誰かが来るとなった時にだけ、一生懸命になりますが、そうでない限り、だんだんと整理がつかなくなり、部屋が狭くなっていくため。(50代女性)
◆片付けを始めても見つけたものを見始めたりして進まなくなってしまう。物が多くてしまう場所が困る。(20代女性)
◆片付けをはじめても他の事に気が散ってしまい逆に散らかしてしまうから。(50代女性)
◆小さい頃から、未だに片付けだけは苦手だし嫌いなので。(30代女性)
◆子供のころからずっと片付けが苦手で、よく物を失くすから直らないと思います。(40代女性)
どうでしょうか?
「ほんまそうやねん!」という項目が複数あったでしょうか?
この回答からは、手抜きや怠惰と言うよりは、「あれこれ試してきたけど、万策尽きた…」というような気配を感じ取れます。
どなたも決して、努力不足だから片づかない、のではないように感じます。
片づかない理由として考えられるものがいくつかあります。
- 忙しい・疲れている
- 気が散りやすい
- 用が済んだら忘れてしまう
- もったいなくて捨てるのがイヤ(ものが多い)
- 自分に合った片づけ方法を知らない
- 片づけへのハードルが高い
- 自分は片づけられないと思い込んでいる
などなど。
世間では、片づけられない人は「だらしない」だの「いいかげん」だの「情けない」だの「恥ずかしい」だのと、散々に言われることが多いですよね。
学校や会社などで、「こうやって片づけるんですよ」とルールを示されても、それに『適応できる人とできない人がいる』ということはあまり注目されません。
みんなと同じようにできないことで責められることはあっても、どうしてできないのか?どうしたらできるのか?ということを真剣に考えてくれることはありません。
それは「正しい片づけ方」があって「正しい片づけの正解はひとつ!」だと考える方が多いからです。
片づけられない方がよくおっしゃるのが、「片づけ方がわからない」というもの。
でも、片づけ方って、決まってるんでしょうか?
本を読んで真似しているのに、全然片づかないんです、というお話をよく聴きます。
片づけ本も、山ほど出てますよね。あれ、みんなおんなじことを書いているんでしょうか?
世界にはいろんな国があって、人種がいて、文化があって、家の特徴も違って、生活習慣も違うのに、「ひとつだけの正しい片づけ」があると思いますか?
それが出来ない人はダメ人間ですか?
いいえ、違います。
100人いれば100様の片づけがあってしかるべきです。
違う価値観、人生を生きている、それぞれの快不快がそこにあるからです。
そうです、片づけの正解は一つじゃありません。
- 一旦がんばって片づいた状態を作っても、しばらくするとまた散らかってしまう、という方。
- 収納用品を取り揃えて、整った状態をキープすべくがんばっている方。
- 本をまねている方。
努力しているのに、どうしてずっと片づいた状態をキープできないのか?
その理由は、やり方やモノが、その方に「向いている」・「合っている」片づけ方ではないから、という可能性が高いです。
ご自身の特徴にあった方法や収納グッズでなければ、どんなに努力してもあっという間に元の木阿弥になるものです。
ですから、
- 「つい使ってそのままにしちゃう」方は、取り出すよりも戻すことを優先した仕舞い方をすればいいし、
- 「片づけは面倒だ」と感じる方は、面倒じゃないサイズに作業を細切れにしてみる、というのが有効だったりします。
あ、掃除と片づけは別物ですので、ご理解くださいね。
- 「気が散りやすくて終わらない」という方は、誰か一緒に作業してくれる人・声を掛けて引き戻してくれる人を傍において、短時間の作業をやってみるといいでしょう。
こうしたタイプ別の片づけ方法を熟知しているのがライフオーガナイザーです。
しっかりとヒアリングをし、特徴を掴んだ上で、最終形の希望を叶えるための提案をしていきます。
一緒に作業してくれるメンバーが全国各地におりますので、
こちらからぜひ検索してみてください。
日本ライフオーガナイザー協会のウェブサイトに飛びます。もちろん、三重県での訪問サービスは私がお手伝いいたしますよ!
自分を知る
モノと向き合う時に大切な視点です。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
THE way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
ラジオ、聴いてくださいね!
過去放送分も配信しています。
お申込み受付は3月より開始いたします。今しばらくお待ちください。