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私の終活 4~50代 突然死に備える

2023/01/18
私の終活 4~50代 突然死に備える

 いつもご覧いただきありがとうございます。


今日は自分の終活についての続きです。
前回の記事はこちら。私の終活 はじめの一歩

まずは、
【見てほしくないBOX】
【このまま捨ててBOX】
こちらを作ってみましょう、というおススメをしました。
やってみられましたか?
もしまだでしたら、ぜひやってみてください。

終活と一口にいっても

「まだ若いし、イメージないわー」とおっしゃる40代50代の方は多いです。

最近は60代でも元気な方が多いので、その世代ももしかしたら死のイメージは自分と直結してはいないかも知れませんね。

とはいえ。

人が死ぬとき、その死に方やタイミングは選べません。

寿命で老衰、という方はごくまれ。

事故なのか病気なのか、ゆっくり死ぬのかあっという間に死ぬのか。


誰にも予測できないし、決めることもできません。

まさに天命です。


どんな死にざまであっても、

  • 自分とは?
  • 自分らしい生き方とは?

を問い続けることによって、死を迎えるその時の満足度を上げることが可能です。


4~50代は突然死に備える

病気がじわじわと進行して、身体も意識も一定期間はある程度自由が利くような、「ゆっくりとした死」に至る場合を除き、
現役世代は突然死に備えておく必要があります。

2021年の人口統計資料集によると、
15~24歳までの死因第1位は自殺、次いで不慮の事故、がん、心疾患、先天性奇形
25~39歳までの死因第1位は自殺、次いでがん、不慮の事故、心疾患、脳血管疾患
40~49歳までの死因第1位はがん、次いで自殺、心疾患、脳血管疾患、不慮の事故・肝疾患
50~69歳までの死因第1位はがん、次いで心疾患、脳血管疾患、自殺・肝疾患・不慮の事故
という状況になっています。

全体の割合からすると、当然のことながら高齢者の死亡率が高いですが、悲しいことに若い世代では自殺と事故が多いです。

働き盛りの死亡率も決して低くはありません。

ちょっとハッとした体験をシェアしますね。
昨年はF1観戦中(レース中ではなかった)に、私の近くにいた40代と思しき男性が、席で突然倒れて意識消失、痙攣しました。


周りが救護を呼び、AEDを使って心拍再開しました。

倒れた方は幸い、お知り合いといらしていたので、一緒に救急車に同乗していかれましたが、

「もし単独観戦だったら?」

「旅先だったら?」

治療や延命に関する意思表示はどうするんだろう?と考える機会になりました。

※倒れた方は意識回復した状態で搬送されたので、たぶん大丈夫だったと思います。

さて、死因を見ると、がんでの死亡率は高いですが、心疾患や脳血管疾患も見過ごせませんね。
「さっきまで元気だったのに」
「ついこないだ会った時は明るく楽しく話してたのに」
亡くなられたという知らせに、がっくりと肩を落とすことは、ままあります。

運よく一命をとりとめても、意識障害が出たり、麻痺が残ったり、ということもあります。
そうした場合に、
『これからのことをどうするのか?』
自分の意思表示をしておく必要があります。

仕事の引継ぎもそうですし、家族に何をどう残すのか?も考えておかねばなりません。

記録と想いを残す

仕事の日誌にもなる、アポ用の手帳を作って、顧客とのやりとりを記録しておく、という方法もよいですし、
パソコンにチームや部下と共有のフォルダを作って保存しておくのもいいと思います。
情報も、日頃からの整理整頓が大切ですね。

特に家族に向けての引継ぎで大事にした方がよいのは、想いを伝えること。

忙しい日々ですので、物理的なものに対する指示が細かく及ばないと思います。
でも、想いを伝えれば、遺志にそって扱ってくれるだろうと期待することができます。

他にも、私たち世代だからこそ、増えてきたものがこちら。
  • ID・パスワードの管理
  • クラウド保存データなどデジタル・ネット世界の痕跡(アカウント)を引き継ぐ
  • SNSアカウントの処理(追悼アカウントへ移行)
  • オンライン決済口座の残高
  • ネットバンクの残高・引き落とし
などなど。
以前はありませんでしたが、近年急速に普及し、私たちも便利に使っていますよね。
こういった、目には見えないけれど必要なものにも記録が必要です。

とにもかくにも日々片づけ

余計なものは持ちすぎず。

見られて恥ずかしいものも残さず。

もし突然救急車のお世話になっても、恥ずかしくない下着を身に着けておきましょう。ヨレヨレのブラやパンツを見られるのはちょっと…ですよね。
突然死に限らず、「何をどう残すか?」を考えて暮らすことは大切だと思います。
ゴールを決めて、過程を選ぶ。
人生と言う一大プロジェクトでも、とても重要な考え方です。
もし、期待通りの結末(死因)ではなかったとしても、自分で決めた道ならば、それも幸福な死、満足の人生といえるのではないでしょうか。

私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
 では、またー。
 
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』

 This is my way.
これは私のやり方です。
 What is your way?  あなたはどんな風にしますか?
 THE way does not exist.  唯一の方法(正解)なんてないんですよ。

 

ラジオ、聴いてくださいね!

過去放送分も配信しています。

 

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お申込み受付は3月より開始いたします。今しばらくお待ちください。
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