いつもご覧いただきありがとうございます!
今日は、片づけと言えば!的に、TV番組ではよく依頼者に「捨てなさい!」と怒っている【断捨離】がありますね。
合わせてよく耳にするようになりました、
【ミニマリスト】とは何か?
【ミニマリスト】を目指すべきか?について考えてみたいと思います。
ミニマリストって何?
ミニマリスト
誰にでも賛成できる最小限度の要求を基本として活動を開始する社会主義者の一派で最小限綱領派という。ロシア社会革命党内の妥協的な穏 健派が呼ばれていたこともある。1922年にはイタリア社会党から最小限綱領派が離党してイタリア統一社会党(英語版)を結党した。
- 判例からの距離を最小にする立場の者 -「司法ミニマリズム」を参照
- 最低限度の物だけを持って生活するライフスタイル -「断捨離」を参照
- ミニマリスト・プログラム(英語版) - 生成文法#ミニマリスト・プログラム
※出典引用 Wikipedia
今考えてみるミニマリストとは、この3つ目の意味ですね。
Wikipediaでは、断捨離を参照するように言っていますが、ミニマリストと断捨離はかなり意味合いが違います。
断捨離とは
モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。
断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト
一方、ミニマリストのゴールは
『自分の生活に余分なものをそぎ落とすことで、質の高い生活を送ること』のようです。
ミニマリストが、ものを厳選して必要最低限のもので暮らすことに価値を見出している「人・ライフスタイル」を意味するのに対し、
断捨離はものを厳選する段階での「行動・手段」そのもののようです。
断捨離の公式サイトをのぞいたら、最近は「見えないものの片付け」にも活かすから他とは違う!と言っているようですね。でもどこぞのパクリです。
メリットとして挙げられているのは以下のポイント。
- お金の節約になる
- 自由時間が増える
- 自己理解が深まる
- 生産性が上がる
- 暮らしと心にゆとりが生まれる
確かに、持ち物を少なくすると、
使うお金は減り、
ものの管理に必要な時間も減り、
必要とするものは何か?と自分に問い続けます。
結果、気に入って厳選したものだけに注力するので、時間と金銭と空間に余白ができ、気持ちの余裕が生まれる、ということになりますね。
ちょっとライフオーガナイズに似ていたり、重なっている部分もあります。
では、ミニマリストのデメリットとはなんでしょうか?
- 人と衝突が生まれる可能性
- 必要なものも捨ててしまう
- 急な生活変化に対応しにくい
自分が要らないからといって、あれもこれも処分してしまっては、他の人が困ったり、怒ったりすることがあります。
判断力がしっかりとしていないと、勢いで必要なものまで捨ててしまって、後からまた買いなおすということが起こりえます。
また、災害に備えた食品などの備蓄がなかったり、電気水道ガスを使わずに生き延びるための道具がなかったり、ということも起こりえます。
ミニマリストの目指す『必要最小限のもので暮らす』ということ
この「必要最小限」の定義こそが、各人にとってまちまちだということがポイントになります。
「ミニマリストになりたい」というあなたにとっての、必要最低限とは、どれほどのもののことでしょうか?
単にものを減らすだけなら、断捨離を取りいれてバンバン捨てればいいし、
必要最低限のもので暮らすミニマリストに憧れるなら、一度やってみたらいいと思います。
ただ、思い出のものや、記念のものは、『一度捨てたら取り返せない』ということを分かっているべきです。
それが自分のものにせよ、家族のものにせよ、『要る』『要らない』だけでない判断基準をもって、扱うべきだと思います。
私の知人でミニマリストを目指してたくさん捨てた人がいました。
TVも捨て、ベッドも捨て、カーペットも捨て、オーディオも捨て、部屋の中は少しの服とお布団くらい。ほとんど何もありません。
シーンと静まり返った、何もない部屋では落ち着かず、毎日パチンコ屋に入り浸るようになったそうです。
そしてお金と時間がどんどんなくなり、気持ちがすさみ、「え?私は何をしてるんだっけ?」となりました。
生活にはある程度のものが必要です。
何でもかんでも「捨てる!」一辺倒ではなく、
- ものを捨てる時の基準を設ける
- 買う時に「1粒で2度おいしい」的な、実用性の高いものを揃える
- ものを厳選して選び、残し、大切にメンテナンスする
- 買うメリット・デメリットと、買わないメリットとデメリットをしっかりと書きだす
- ひとつものを購入する時に、同種の手放すものがないかを探す
- 全てのものの収納・配置の場所を決める
こういうことが重要なポイントになってくると思います。
また、コレクターと同居する場合もあります。彼らの収集癖は止められません。
そのような場合、自分にとっては価値のないものを、どのように扱うか?
つまりは、どれほど他人を尊重できるか?という人間力が試されます。
ミニマリストを目指さなくても、ものがある程度ある環境でも、あなたらしい暮らしは作れます。
推し活がある人はたくさん集めてもいいと思います。
それで暮らしが潤うなら、大いにやるべきです。
収納場所の確保と、財源の確保さえあれば、たくさん飾っていいと思います。
食器が好きならたくさん持ってていいと思います。
美味しい料理を作って、ステキな器に映える盛り付けで気分よく食事を楽しんでほしいです。
文具好きも結構いますよね。
飾って、使って、満足度を向上させてもらったらいいと思います。
いろいろやってみて、結果的にミニマリストのようになってるよね、という方は周囲にたくさんいますが、
ミニマリストを目指そう!と言って始めた方は、あまり続いていない印象です。
TVや雑誌の影響を受けやすいのかな?
一度捨てたけどまた買った、という話を時々聴きます。
ヒラリーの意見として
私は別に目指してやるものでもないんじゃないかな、と思っています。
ライフスタイルなので、自分をよく観察して、ものを吟味して、日々生活を突き詰めていけば、自ずとやりたい暮らしにたどり着くと思っています。
それらが帰る定位置さえ決めてあれば。
自分を知る
モノと向き合う時に大切な視点です。
みなさんにも、モノを捨てる時だけでなく、買う時からよくよく自分の分析をなさって、本当に気に入ったものに囲まれた、納得のいく暮らしをしていただけたらと願っています。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
THE way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
ラジオ、聴いてくださいね!
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