いつもご覧いただきありがとうございます!
本日は、本屋をプラっと覗いて発見!
祝最新刊刊行!で、衝動買いしました、こちらをご紹介。
ヨシタケシンスケ著「ぼくはいったいどこにいるんだ」
好きな作家さんだけど、新刊チェックまではしていないという、なんちゃってファンです。
毎度、書店でざざっと立ち読みをして(でも読まなくても買うことは決定している)
「やっぱり間違いない!」(何が?)と何かに納得し購入ました。
おつかいに出される主人公が、お母さんの書いた地図を片手に迷う。
お友達のお母さんに出会って、現在地と目的地の位置関係を把握する。
道中忙しく思考しながらも、無事におつかいを済ませて帰宅するお話。
地図って何のためにあるのか?から始まるお話ですが、ひとつの気づきから生まれる道中の思考がとても豊かで、深く広くパターンが展開されます。
しかし、それだけじゃ終わらず、彼の本領が存分に発揮されている!
地図の話かと思ったら、どんどんと知覚と理解と解説と自己分析の話になっていくんです。
ちょっと深い話なので、絵本を読む子どもたちには、わかったようなわからないような感じになってしまうのかもしれないけれど、
中ほどに「気持ちの地図」から、感情と行動のつながりを言語化する点など、子どもにぜひ知っていてもらいたい、重要なポイントが実にさりげなく書かれていて、ほんとにもうお見事です。
感情と行動のスケーリングの示し方などもちょうどいい。
客観的視点を持てるので、幼いうちに知っていた方が絶対にラクに生きられると私は感じています。
編集者の力量もあるんでしょうが、ヨシタケさんって、ほんとすごい。
長男の産後しばらくして、彼がとても人気だということを知ったんですが、当時は「えー、絵本でしょ?」となめてた昔の私、早く読めばよかった!と思っています。
いいと思うものしか買ってないので、今回も買ってよかったおすすめ本です。
しかし息子たちも思春期突入でなかなか勧めたところで素直には読みません。
「これよかったよ!」などとは言わず、いつも『無言の提示』として、読後リビングに置いておきます。
微妙なお年頃のお子さんには『無言の提示』やってみてください。意外と見てます。
私の思考があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
The way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
ラジオ、聴いてくださいね!
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