いつもご覧いただきありがとうございます!
私は生後すぐから、内反足の治療のため、手術を何度も繰り返し、長らくギプス生活を送っていました。
毎週両親が交換のために奈良から和歌山の病院まで通ったようです。
1歳を過ぎて、ようやくギプスが外れたら、今度は革の靴型装具に変わりました。
好きな靴が履きたい!

これは多分最後くらいの装具だと思います。
もうショートブーツ型じゃないので、小学3年か4年?定かではありませんが、ずっと成長の度に作り直してきました。
見てください。つま先が外側を向いている。
どう見てもオーダーじゃないと靴が合いません。
私は、足の小指側の側面が身体の最下部になって生まれているということで、『足裏を地面につけて立つ』という、普通の人には当たり前のことが治療での最重要課題になりました。
足首を90度外側にひねり、足裏を地面に付けるには、足首を固定せねばなりません。
というわけでショートブーツ型の革靴を、昼も夜も、お風呂と寝る時以外はずっと装着していました。
保育所や学校の友達は、キャラクターのものや、かわいいものを履いているのに、私はいつも同じ、変な革靴。
重くて、足首が動かなくて、しゃがめない、大嫌いな靴。
こんなのイヤだ!と内心ずっと思っていました。言えなかったけど。
これしか履かせてもらえないので、母のきれいなハイヒールが履きたくて履きたくて。
いつか好きな靴を履きたい!と強く思っていました。
装具はつま先が開いていないので、足のサイズが変わっても対応できないつくりでした。
最近の、というか、私より少し後の子たちの装具はオープントゥのサンダルタイプになっていたので、私のような纏足を生まないために、整形外科医や義肢・装具屋さんが改善してくれたんだなとうれしく思いましたが…、私のしんどさは変わらない。
※纏足とは…幼児期から足に布を巻かせ、足が大きくならないようにするという、かつて中国で女性に対して行われていた風習。親指以外を足の裏側に折り込んでグルグル巻きに固定する。足が小さいほど美しいとされた謎文化。
結局足のサイズは21㎝で止まってしまい、左右差もあり、子ども靴では甲高で履けなくて(デザインや素材面でも、スニーカー以外は候補にならない)、婦人靴では小さくて黒い靴しか売ってない、という状況になりました。
足首を固定していたせいで、アキレス腱が硬いままになり、ヤンキー座りができません(いや、やる必要もないけど)。
たまにしゃがんで、と言われるシーンがあると、もう無理です。
膝をつく以外に姿勢をキープできません。
歩行時の衝撃も、足裏から直接膝に、股関節に伝わる感じで、ちょっとの移動でもすぐに足が痛くなるからいやでした。
そういう足と脚なので、履くもののチョイスが激むず。
- 21㎝で、
- 脱げず
- 痛くなく
- 衝撃を和らげる
- キレイな色の
- シュッとした
- お手頃価格の
靴。
そんなもん、どこにも売ってませんでした。
デパートでは、卑弥呼だったら時々なんとか履けるものがある、という感じで過ごし、大阪で働くようになってからは、やっと心斎橋で、水商売向けの靴屋さんを見つけて、そこでOTAの靴を買うようになりましたが、「いけるかも?!」というのを見つけても、争奪戦なのでバーゲンの対象どころか即断即決しないと買えません。元々高めのお店でしたしね、いつも靴ビンボーでした。
しかも、買った靴がすべて快適だったことはなく、泣く泣く処分したものもたくさんありました。
産後、キレイな靴やヒールを履く、ということを諦め、とにかく脱ぎ履きがラクで、快適に歩けさえすれば、と祈るような気持ちで買ってみた靴から、私の靴人生が変わりました。
それがこちら。
私のおすすめの靴屋さんです!
イチオシはこれ!
私は3足目です。
ネイビーを履き倒しました!
今はオールドローズとレッドを服によって選んでます。
出かける時はだいたいこれです。
そしてこれ!
【KAYAK】
足首にストラップがあるデザインですが、このストラップ、マグネットなので足を軽く振るとストラップがパチッと留まります。
子どもを抱っこしていても、大荷物のままでも、靴の脱ぎ履きが非常にしやすいです。
かがまなくてもいい!
ちょっとしっかり固定したい時は、ポッチにストラップを押し込むだけ。
めちゃんこ便利です。
私はマスタードを持ってます。

学生さんに超おすすめするのはローファー各種!
このコインローファーは、17.5㎝からあるので、小学校で革靴指定の私学とか、「靴が痛くて行きたくない~!」なんていうことも失くせます。
私の高校は指定革靴で、一番小さいサイズでもちょっと大きかったし、やっぱり痛かったので、「あの時これがあったら!」と思いました。
最近は、学校指定に採用されることも増えてきたようです。良さが伝わっているようで、なんかうれしいですね。
大人向けには色も豊富にあって、どれにしようか悩むくらい。
ベルトローファーのブラックを持ってます。
これもスゴいラクちんです。
履いたらそこそこきちんと感もあるという、カジュアル過ぎない見え方に。
これはアイボリーとレッドを持ってました。
次買うならキャロットオレンジかな?
ローファーは無理だけど、だいたいの靴では、インソールにカバーを履かせて、夏は裸足で履くことができるようになっているのがすばらしい!
別売りなんですが、カバーも厚みが2種類あって、選べます。
もう至れり尽くせり。
私は他では全然靴を買っていません。
1回目のサイズ交換は送料無料で対応してくれますし、応対も親切丁寧で好感です。
10か所に
実店舗もありますし、催事で百貨店などに出店していることもありますので、商品を手に取ってみることができます(広島もお店あるよ。誰向けコメントやねん(笑))。
特注対応も柔軟で、左右サイズ違いも快く受け入れてくれますし、障害者もそうじゃない人も安心です。
メンズ商品も多数ありますし、夏にはサンダル、冬はブーツも取り揃え。
私が苦労して見つけた安心のお店が安泰でありますようにという願いを込めて、ご紹介させていただきました。
ぜひみなさまもご愛顧いただけたら非常にうれしいです。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
The way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
ラジオ、聴いてくださいね!
過去放送分も配信しています。