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今日は祖父母世代では加入率の高かった互助会について。
私のイメージでは、高齢者が主に葬儀に備えて加入している印象が強いです。
当初は主に子どもの結婚式での出費に備えた仕組みだったようですが、時代と共に葬儀での活用へと変化していったようです。
正しくは『冠婚葬祭互助会』というそうですが、仕組みとしてはみなさんもご存じのとおり、加入者が毎月1,000~5,000円程度の掛金を前払金として払い込むことにより、冠婚葬祭の儀式に対するサービスが受けられるというシステムです。
互助会は、会員から預かったお金で結婚式やお葬式に必要な設備や備品を揃えるなど、冠婚葬祭のためのサービスのために効率よく資金を運用することで成り立っています。
保険と異なる点としては、現金ではなく、サービスで還元されるところです。
いざという場合の負担を大幅に軽減することを目的に、現在も多くの方が互助会に加入しているようです。
加入のメリット
- 積み立てた金額を冠婚葬祭の費用に充てることができる
冠婚葬祭、いずれの場合にも、儀式には高額の費用がかかります。この費用を前もって積み立てておき、必要な状況に応じて、必要なサービスを受けられます。 - 会員割引がある
利用しようとするサービスの価格自体にも、会員特典としての割引が適用され、さらに安価でより良質なサービスを受けることができます。その結果、追加で必要な費用が少額になり、冠婚葬祭に必要な費用が抑えられることが挙げられます。 - 互助会の積み立ては、積み立て中であっても、満額の差額金を支払うことで満期と同様のサービスを受けることができる
また、完納後には加入者が死亡するまでその権利は継続されます。 - 互助会は加入者本人だけでなく、同居の家族の利用も可能
また、名義の変更により、互助会の権利を第3者に譲り渡すこともできます。
- 積立金のみでは葬儀費用の全てがまかなえない
葬儀の費用は平均200万円くらいですので、逆算して月額を決める必要があります。
- 他の葬儀会社には依頼できない
遺族が互助会加入を知らずに、別の葬儀社に依頼してしまった場合、積立金は返還されません。 - 積立金は自由に使えない
積立金は儀式のためにのみ、サービスで還元されるものなので、他の用途には使えません。
互助会費の相場
互助会の毎月の積立金は1,000~5,000円程度で、満額の一括前払いも可能です。
互助会で最も一般的なのが、総額が24万円位のプラン(月々2,000円で3年間、月々3,000円で2年間)。その他にも、毎月1,000~5,000円を約60~120回支払い、約20~50万円を積み立てる様々なプランがあります。月々の積み立てではなく、一括払いにすることで割引を受けられることもあります。
ただし、一般的な葬儀の費用は平均200万円くらいです。
互助会に入るとして、いくらくらいを積み立てで準備するのか?
どこと契約するのか?
もしくは別に自分で積み立てた方がいいのか?
生命保険から支出してもらうように頼んでおくのか?
お金の段取りを考える前に、
- どんな葬儀をする予定なのか?
- いくらくらいかかりそうなのか?
ということをまず考えないといけませんね。
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やっぱり葬儀社で見積もりを取っておいて、その分だけ残す段取りができたらいいんじゃないかと思います。
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人が死ぬとき、その死に方やタイミングは選べません。
事故なのか病気なのか、ゆっくり死ぬのかあっという間に死ぬのか。
どんな葬儀をするのか?
予算はいくらにするのか?
考えたことを家族と共有しておくことが大切です。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
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『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
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The way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
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