暮らしにモータースポーツを!
全力でレースを楽しむための助手席ガイド「片づけコ・ドライバー」
講座開催依頼・取材・コラボイベント講師やレース関係のイベントMCも承ります
インターネット・ウェブサイト関連の営業電話はお断りしております
お問い合わせ
  1. ブログ【Drive my LIFE!】
  2. ライフオーガナイズ
  3. 初体験!小劇場観劇
 

初体験!小劇場観劇

2025/05/07
初体験!小劇場観劇

  いつもご覧いただきありがとうございます!


先月のことになりますが、ひっさしぶりに上京しまして、観劇してまいりました。

こちらの劇場で、初めて、友人の俳優としての雄姿を見る、という目的でした。

演目は【CRIMES OF THE HEART】
1970年代の脚本を2025年にやる。
友人 ふなめぐ こと風間恵が惚れ込んで、たくさんの人を巻き込んで、ようやく上演に漕ぎつけたこの脚本と、今の時代にやる意味を感じてほしいと言っていて、真摯に観ようと思いました。

世代間連鎖
役割の押しつけ
ねばべき
思い込み
介護
小姑いじめ
ムラ社会
モラハラ
依存
現実逃避
DV
未成年淫行(!)
人種差別
マイルドヤンキー
など

2時間の舞台にこれでもかと詰め込まれたテーマがありました。

時代背景はわかっているつもりで、
ふむふむ、そうね、そういうこともあるのかもね、
と思える部分もありましたが、
1ミリも笑う要素がない流れで突然笑いだしたり、踊りだしたり、抱き合ったり、
「今?」
「そのテンションで?」
「話の続きは?」
「この流れでホレるの?え?」
「年齢の割に幼すぎやしないか?」
みたいなことがいっぱいあって、泣くと聞いていたのに全く入り込めず、どこにも共感できませんでした。
ストーリーは私の予想と全然違って、問題をたくさん詰め込んだ割に何も解決されないまま、なんとなく「明るい希望がある……の?」という終わりになっておりました。

小劇場の短期間上演、というものを初めて観たので、こういうものなのか?全然わかりません。
的外れな感想だったらめっちゃ恥ずかしいのですが、「尻切れトンボはしょうもないな」と思いました。

で、ふなめぐごめん、と思いました。
なんもわからんかった…ごめん。

いつもミステリばっかり好むからだと思います。
そして、「なるほど、私は結末がハッキリしないものを選んでこなかったのか」と知りました。

私も長女で親や親族とはいろいろあるし、次女のように地元とのつながりがないし、三女のようにモラハラDVに遭って離婚もしているので、3姉妹の誰かのどこかに共感ポイントがあるやもしれぬ!とがんばってみたんですが、全く何にもなかったです。

それで逆に悲しくなりました。
周りの人たちの反応と私、全然受け止めが違って、「私どっかおかしいんかも…」と数日悩みました。

まぁでも、芝居・芸術というのはそういうもんですよね。
昔はあんなに好きだった村上春樹も、今は気持ち悪くてしょうがないですもん。
  • 自分が変わって受け止め方・見方が変わる
  • それまでの環境や経験で受け止め方・見方が違う
どっちもあると思います。
何で「なにが正解か?」を探そうとしたのか?私(笑)。
探してもあらへんのに、アホでした。


かわいかったふなめぐ


終演後、ロビーで俳優さんたちが挨拶をされるんですが、ふなめぐ目当ての人がすごくて、びっくりしました。

ふなめぐ待ちの長蛇の列(笑)

列の中に大学生の息子さんが混ざってて、母に一声かけてササっと登校していきました。
息子さんと話したかった!
両親共に、人前に立つ業をしているって、どんな感じなんだろうな?と思います。
日頃のFacebookでの様子を見ていると、面白い家族みたいなんですけどね。

あ、ちなみに
ストーリーについてはさんざんに言いましたが(ごめんなさい)、
演技は面白かったです。
なんせ、元が誰かわからないくらい、「役」になっていたので、当然俳優の年齢なんて全く感じず、役の年齢の人がそこにいました。

実はみんなおじさんとおばさんだよね、と知っていても、あの距離で実年齢を感じないなんて、すごいです。
稽古の中でキャラ作りをして、練習でどんどんなりきっていく。
そこには年齢なりの深みとか解釈が加わるので、経験が生きるんでしょうね。
歳をとるのも悪くない、と思います。カラダは大変でしょうけどね!

売れっ子さんは同時進行でいくつも掛け持ち、稽古と舞台をこなしていくんだから、役にどっぷり浸ることも、変わり身の早さも求められる、すごい職業ですよね。

以前、高野山にきえらー合宿で行った時のことを書いたんですが、どこに書いたっけ?と探してみたら、なんとInstagramのストーリーで、ちゃんとブログにすればよかった、と反省しております。
※きえらーとは、公認心理師植木希恵さんのもとで「普段使いの心理学」を学ぶ同志たちのことです

で、その高野山合宿で、ふなめぐが他の参加者におすすめの本を紹介するとき、おもむろに一節を朗読したんです。
そしたら場の空気がもうそれは見事に一変して。

みんなあっけにとられて引き込まれて。

そんなことができるふなめぐが、私は誇らしかったんですよね。

だから、なぜか同じ週に用事が集中しても、家計的に厳しかったとしても、観に行こうと決めてました。

こちらは、そんなきえらー有志が送ったキャンディブーケと

関係者のみなさま全員への差し入れです。

取りまとめてくれた希恵さん、ありがとう!


また機会があったら、小劇場のお芝居を見てみようと思います。

この観劇前後の話もあるので、それはまた書きます。


というわけで、私の発信が何らかのヒントになりましたら幸いです。

 
では、またー。
 
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』

 This is my way.
これは私のやり方です。
 What is your way?  あなたはどんな風にしますか?
 The way does not exist.  唯一の方法(正解)なんてないんですよ。

 


ラジオ、聴いてくださいね!

過去放送分も配信しています。
関連エントリー