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防災と言えば、常にセットでよく聞くようになった【ローリングストック】
でも、
「やり方がわからない!」
「やってみたけど続かなかった…。」
という声をよく聴きます。
消費者庁のHPでは、ローリングストックのことを『ふだん使いでカンタン備蓄』と表現しています。
ローリングストックの目的とは、
非常食ももちろん準備するが、それよりも日頃から自宅で利用していて、食べ慣れているものを少し多めに備えることで、
災害時に自宅で当面の生活をすること
要は自宅避難のための備え、ということです。
最近は、地震や津波の被害は規模が大きく、いつ起こるかわからないため心配で怖いですが、大雨や台風、大雪などによる被害も看過できません。
避難所で助け合って救助を待つ、ということが必要な場合もありますが、最近の政府のスタンスは自宅・ホテル避難。
感染症の流行もあり、避難所で大勢が密になるということは、お互いに避けたい状況となりましたね。
また、
- 幼い子連れであるとか、
- アレルギーがあるとか、
- 発達特性があって集団生活は辛いとか、
- ペットを同伴したいとか、
実にいろいろな事情から、「避難所には行けない・行きたくない」と考えている人も多くいます。
『被災時に家で一定期間を過ごして、救援を待つ』というのが自宅避難です。
避難所に救援物資が届くまで、少なくとも3日間、長いと1週間程度、自分の力で生き延びなければなりません。
この期間の水・食糧、光熱を、すべて自力で賄う必要があります。
「いや、一応助けに行くけどさ、いつ行けるかわかんないし、とりあえずは自分で何とかしてよね」(政府発信の要約byヒラリー)
ってなことを言っちゃってるわけです。
これが自助、です。
政府は最低3日分持っててね、とは言っていますが、災害の程度によっては本当に救援がいつ来るかは全くわかりません。
7日分でも10日分でも、足りない可能性はあります。
幼い子供が
「ママー、お腹すいたよー…。」
と泣く姿が見たいですか?
いやですよね。
ですから、各家庭に必要な水・食糧と燃料を適切に備えましょう、というのです。
台風が来るってわかってるのに、被災してから慌ててスーパーやコンビニを回るも時すでに遅し、という人、いっつもいるじゃないですか?
入手できなかった、ごめん、で済むならいいですが、親としてはそんなことは避けたいですよね。
【ローリングストック】で検索すると、たくさんのヒットがあるんです。
各省庁も積極的に情報を提供しています。
参考に、農林水産省ホームページでは、このような冊子が配布されていますよ。
無印良品も積極的に災害への備えをすすめていますよね。
世の中には実にたくさんの非常食が販売されていますね。
「あ!これよさそう!」
と思って買ってみるのはいいですが、いざ被災して食べてみると、全く口に合わず泣く泣く捨てる、ということが実際によくあるんです。
ですから、非常食を備蓄する場合は、まとめ買いする前に、必ず家族での試食タイムを設けておきましょう。
いちばん多いのが、せっかく買ったのに、「お腹を空かせていても子どもが食べなかった」というもの。
非常に残念ですよね。
高価な商品ですので、無駄にしないためにも必ず試食しておきましょう。
- 備蓄のススメ その2 いつも食べているものを置いておく
先ほどの農水省のリストにもありますが、『食べ慣れたもの』と言うところが肝なんです。
先述のように非常食にはいろいろなものがあり、いくら空腹でもおいしくないものはおいしくなく、なかなか食べられません。
その点、いつも食べているものなら安心です。
念のために言いますが、この状況では手作りにこだわってはいられませんよ。
日頃は「冷食なんて!」「レトルトなんて!」と思っているあなたも、そんなこだわりのせいで家族が飢える、なんていうことは本末転倒とおわかりのはず。腹をくくって買い置きしましょう。その時は試食タイムをとって、家族が好きなものを選んでくださいね。
買ったものをどう保管するのか?
家族と共有する方法についてはまた次回、お伝えしますね。
私の情報があなたのヒントになりましたら幸いです。
では、またー。
ライフオーガナイズの基本理念
『ニーチェの言葉から』
This is my way.
これは私のやり方です。
What is your way?
あなたはどんな風にしますか?
THE way does not exist.
唯一の方法(正解)なんてないんですよ。
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